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平和台ファミリー歯科矯正歯科ブログ BLOG

見た目だけじゃない!歯ぐき下がりに潜むリスク

こんにちは。院長の池田です。
夏の花といえば、アサガオ。

一生懸命お世話して、
つるが伸び、
きれいな花を咲かせた時は
感動しますよね。

「アサガオが伸びた」なら
成長を感じられて嬉しいのですが、
もし大人の方が
「歯が伸びた」と感じた場合は
注意が必要です!

 

30代から増える「歯ぐき下がり」のサイン

鏡で歯を見たとき、
「昔よりも長くなった」と
感じたことはありませんか。

もしかすると、
それは「歯ぐき下がり」の
サインかもしれません。

 

歯ぐきが徐々に
下がってくる歯肉退縮は、
30代以降から増えはじめ、
40代では約8~9割の人に
みられるという報告もあります。

年を重ねることも
要因の1つですが、
歯周病や歯みがきのくせ(強く磨きすぎるなど)、
歯ぎしり・食いしばりなど、
その原因は多岐にわたります。

特に、生まれつき歯ぐきや骨が薄い人は
リスクが高いため要注意です。

次のような症状が気になったら、
歯肉退縮が起こっている
可能性があります。

・歯が以前よりも長く見える
・歯と歯のすき間が広がった
・食べものがよく挟まる
・冷たいものや熱いものがしみる
・歯ブラシの毛先があたると痛い

 

歯ぐき下がりでリスク3倍!「根面むし歯」に要注意

歯ぐきが下がってきても
「特に不便を感じていない」という方も
いらっしゃるでしょう。

しかし、油断していると
根面むし歯」と呼ばれる、
大人特有のむし歯を
引き起こす可能性があるため
注意が必要です。

歯は外側が「エナメル質」という
硬い層で覆われ、
その下に「象牙質」という
やわらかい層がある
二重構造になっていますが、
根元の部分には
エナメル質が存在しません。

歯ぐきで覆われている間は
問題ありませんが、
ひとたび根面が露出すると
象牙質がむき出しの状態に
なってしまいます。

象牙質の硬さは
エナメル質の4分の1未満なうえ、
細菌や酸の刺激にも弱いため、
歯ぐきが下がると
一気にむし歯のリスクが
高まってしまうのです。

 

実際に、歯ぐきが下がって
根元が見えるようになった人は、
そうでない人に比べて
5年後に根面むし歯になるリスクが3倍も高くなる
というデータもあります。

したがって、
見た目や症状が気にならなくても、
早め早めの対策が重要です。

 

今から始める!歯ぐき下がりのリスク対策

一度下がった歯ぐきを
もとに戻すのは難しいですが、
それ以上の進行を防ぐことは
可能です。

まずは、歯ぐき下がりの原因を特定し、
それに合った対策で
進行を防いでいきましょう。

また、すでにむき出しになった
根元の部分に対しては、
セルフケアと歯科医院での専門ケアで、
根面むし歯を防いでいくことも大切です。

 

「年のせい」「痛くないから大丈夫」と放置せず、
歯ぐきが下がっていることに気づいたら、
早めに当院へご相談ください。

 

平和台ファミリー歯科矯正歯科
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