歯科の豆知識☆第1回☆
こんにちは、梅雨の時期ということで蒸し暑い日が続きますが、体調の方はいかがでしょうか?
今月より、皆様に歯科についてより知っていただけたらと思いを込め「歯科の豆知識」をブログにてはじめていきたいと思います。
第一回目はラバーダムについてです。
ラバーダムを知っている方は少ないと思いますが当院ではとても大切にしているものです。
主に虫歯の治療(根管治療)のときに使います。
歯のマスクとして治療を始めるときに歯につけて唾液や薬液が侵入しないようにすること、器具の誤飲の防止、舌や唇頬等の排除を目的に使用しています。
根管治療は感染源をなくすのが目的なのですが、唾液等が治療中の歯に侵入すると、いつまでも綺麗にならず治療が伸びてしまったり、治療終了後の再感染の原因にもなったりもしてしまいます。
ラバーダムは根管治療をした歯をより長く使えるように大切な役割を担っています。
ラバーダムをするかしないかで将来の歯の状態も変わってきます。
ちなみに成功率は何もなしで治療をすると約50%、ラバーダムをすることで約60%、ラバーダム+マイクロスコープを使った治療で約70%、根管切除術(手術)をおこなうと約95%になります。
ラバーダムの動画はこちらになります。
もしよければみてください!
治療中に使う器具はひとつひとつに意味があります。
今回はラバーダムについて書きましたが、今後少しずつブログにあげられたらなと思います。
皆様ももし治療中気になる器具、事等ありましたら出来る限り答えていきたいと思いますので、ぜひ教えてください!
次回は根管治療の大切さについて書きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。