CR(コンポジットレジン)白い樹脂の治療について.
皆さんこんにちは。
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平和台ファミリー歯科の歯科医師【瀧口 博也】です!!
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いつもブログを閲覧いただきありがとうございます!!!!!!!!
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本日は僕が歯科治療の豆知識を投稿させていただきます。
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虫歯の治療は、ほとんどの方が体験されていると思います。
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その治療の内容で、白い樹脂の治療、金属の治療、セラミックスの治療など耳にされている方は多いと思います。
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今回は白い樹脂(コンポジットレジンorCR)の治療にフォーカスを当てて、お話させていただきます。
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白い樹脂の治療は患者さんにとって、見た目は白くなり、時間もかからない
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良い治療だと思います。
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しかし、デメリットもあります。
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それは、他の治療方法に比べて長持ちしにくい点です。
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具体的にどのようなことが起こり得るのか述べていきます。
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- ・ 時間とともにに色が変わる
- ・ 咬み合わせにより削れ、ヒビが入る
- ・ だ液を吸う
- ・ 虫歯菌も中に入り込む
- ・ 匂いの原因になる など・・・
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なので白い樹脂の治療は
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汚れやすく、材料の下から虫歯(再治療)になる可能性が高くなります。
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が白い樹脂の治療は、最初に良い治療であると書かせていただいた理由として
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- ・ 費用が安い
- ・ 治療が早く終わる
- ・ 瞬間的にキレイになる
- ・ 歯を削る量が少なく設定できる など・・・
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というメリットもあります。
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ですので、日々の歯科診療では欠かせない大切な治療の1つであると言えます。
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僕が皆さんにお伝えしたいことは
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虫歯の治療が必要になったときに治す方法の
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利点と欠点
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を少しでも知っていただき
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歯科治療に興味をもっていただけたら幸いです!!!!!!!!!!
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分からない点や興味がおありでしたら
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プロフェッショナルである我々Drやスタッフに
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気兼ねなくご相談下さい。
瀧口 博也
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最後に白い樹脂の成分について補足します。
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少しマニアックになりますので興味のある方はどうぞw
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コンポジットレジン
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歯科用コンポジットレジンは、無機質フィラー(セラミックス)と有機質マトリクスレジン(プラスチック)からなる粒子分散強化型複合材料(混ぜた材料)です。
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基本的な構造はフィラーがあってその間をマトリクスレジンが埋めている感じです。
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フィラー(filler)とは、fillされる物、つまり詰められるものという意味です。
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マトリックスとは、基材という意味で、マトリクスレジンはベースレジンとも言われます。
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歯科用コンポジットレジンの開発の歴史は、モノマー(粉を溶かす液)の開発の歴史、フィラーの改良の歴史、フィラーの表面処理の歴史、接着技術の開発の歴史です。
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モノマー(粉を溶かす液)
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1960代
アメリカ国立標準技術研究所(N I S T)パッフェンバーガー研究センターで
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Bis-GMAが開発された byボーエン博士
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Bis-GMAが開発された事によって口腔内の過酷な環境(常に湿潤、冷たい物や温かい物を食べることによる温度差、噛む力)で数年間安定維持ができる強化複合プラスチックが作れるようになった。それまでは粉を溶かして安定させる液がなかったので弱いプラスチックしか作れなかった。
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現在、様々な大学や研究所で新しいコンポジットレジンの開発、研究が行われています。
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数年前の材料と現在の材料でも大きな違いが有ります。
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例えると
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ここ数年でガラケーからスマホに変わったくらい
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日々、歯科材料も進化を遂げています。
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その流れに取り残されないように
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平和台ファミリー歯科スタッフ一同
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日々、研鑽しています。
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最新の知識や技術を
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皆さんにお届けできるようにいたしますので
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よろしくお願いいたします。